日本性機能学会の研究と精力増強の方法

日本性機能学会は一般社団法人に指定されている研究者の団体で、勃起不全をはじめとする性機能の治療に関し、専門医制度を設けています。日本性機能学会の作成したED診療ガイドラインには、精力増強の参考になるポイントが数多く含まれています。
ガイドラインによれば、EDとは満足な性行為を行なうだけの勃起が得られないか、持続できない状態が3か月以上続くこととされています。これに当てはまれば治療の対象になりますが、そうなる前に生活習慣やサプリメントなどで精力増強に努め、自力で克服することも可能です。またEDの原因として器質性・心因性・混合性の3種類が挙げられています。器質性は血管や神経に障害があるもので、精力増強剤で改善できることもありますが、手術などの医療行為が必要となる場合もあります。心因性はストレスなどによるもので、主にカウンセリングや心理的トレーニングで改善可能です。原因がはっきりしない混合性の場合もあり、専門医の診断を受けるのが望ましいと言えます。
EDのリスク要因として最も一般的なのは加齢ですが、高血圧・糖尿病・脂質異常症も大きな因子になります。また喫煙・肥満・運動不足もEDのリスクを増加させるというデータがあります。日頃の生活習慣を改善することが、精力増強のためにも意義のあることが分かります。このほか降圧剤や向精神薬、ホルモン剤などもEDの原因になると考えられ、生活習慣病は二重三重にリスクを高めると言えます。
日本性機能学会ではED治療の第一選択として、PDE5阻害薬の投与を挙げています。いわゆるED治療薬ですが、副作用の危険もあり、投与が禁忌となる場合もあるので、自己判断は避けたほうが無難です。